2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ネタバレも含みます。 花木荘のひとびと (集英社オレンジ文庫) 作者: 高森美由紀,カタヒラシュンシ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/12/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 面白かった。 悲劇の書き方がうまいなと思う。こはく、翔、昇平(…
想像するちから――チンパンジーが教えてくれた人間の心 作者: 松沢哲郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2011/02/26 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (11件) を見る 人間とは何かがテーマになっている。著者が学生の頃に…
IKEAモデル―なぜ世界に進出できたのか 作者: アンダッシュ・ダルヴィッグ,志村未帆 出版社/メーカー: 集英社クリエイティブ 発売日: 2012/11/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回 この商品を含むブログ (2件) を見る 仕事の都合で読んだ。仕…
脳に刻まれたモラルの起源――人はなぜ善を求めるのか (岩波科学ライブラリー) 作者: 金井良太 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2013/06/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る 社会心理学では、倫理観を記述する概念とし…
和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家) 作者: 矢島里佳 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/07/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 仕事の必要上、また、伝統産業と現代的な感覚で起こした企業の結びつきが気になって読…
近代政治哲学:自然・主権・行政 (ちくま新書) 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/04/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る メモ・気になった点 ホッブズの想定する自然状態では、人間観の能力の差を克服可能な相対的…
つながりを煽られる子どもたち――ネット依存といじめ問題を考える (岩波ブックレット) 作者: 土井隆義 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2014/06/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 引用 私もアドバイザーとしてかか…
社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット) 作者: 本田由紀 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2014/06/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る これまでの家族・仕事モデルが通用しなくなったので、…
百姓の江戸時代 (ちくま新書) 作者: 田中圭一 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2000/11 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブログ (13件) を見る 学会で相手にされなかった怨みがあるように感じた。 文章が後半になるほど読みにくく…
わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書) 作者: 鈴木謙介,電通消費者研究センター 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/11 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (52件) を見る メモ ・流行や大衆意識…
初音ミクの消失 小説版 作者: cosMo@暴走P:原作 cosMo@暴走P 阿賀三夢也:作夕薙:絵 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2013/08/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る こ、これは……!(ネタバレを含むかもしれません) 久しぶりの至福の読書体…
建築家なしの建築 (SD選書 (184)) 作者: B・ルドフスキー,渡辺武信 出版社/メーカー: 鹿島出版会 発売日: 1984/01/25 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (29件) を見る 1964年にニューヨーク美術館で行われた展覧会を本にした…
壁の遊び人=左官・久住章の仕事 作者: 久住章 出版社/メーカー: 世織書房 発売日: 2004/12 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログ (3件) を見る カリスマ左官ということで気になって気になって仕方がなかった。図書館で借りて読んだ。まとま…
『マルクス入門』今村仁司 今回は簡単なメモ。 マルクス入門 (ちくま新書) 作者: 今村仁司 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2005/05/01 メディア: 新書 購入: 7人 クリック: 62回 この商品を含むブログ (56件) を見る マルクスは経済決定論的な読み方が主…
松沢哲郎『想像するちからーーチンパンジーが教えてくれた人間の心』 岩波書店 2011年2月25日 想像するちから――チンパンジーが教えてくれた人間の心 作者: 松沢哲郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2011/02/26 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 41…
12月 『植物は考える』 大場秀章 KAWADE夢新書 奥付 1997年9月1日 植物は考える―彼らの知られざる驚異の能力に迫る (KAWADE夢新書) 作者: 大場秀章 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1997/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 『皮膚は考…
今回も面白かった。シリーズの始まりの前作から登場したまどかが、レギュラーメンバーとして参加。個性もはっきしてくれるし、まどかならではの事件も見所があってなかなか良かった。 前回同様、日常の不思議や、パズルなどを章ごとにテーマを変えて飽きさせ…
推理ものの児童書をあれこれ読んでいる。 児童書に限らず、流行や歴史などをそれなりに整理してみたいと思っているので、いつかそれができればなと少しずつメモすることにした。 1995年に出版されたこの本。パソコン通信という言葉がすでに懐かしい。ダイヤ…
ネタバレがあるので、ご注意を。名作が多く、波乱万丈な人生ゆえか、洞察も深い作品を書く佐野美津男。手に入るものはできるだけ読んだが、どの作品も面白かった。とにかく、えげつないものもきちんと書く胆力と筆力のある作家。 今の児童書界隈では少ないタ…
ネタバレも含みますので気をつけてください。 野尻抱介さんの『フェイダーリンクの鯨』を読みました。 すっごく面白かったんです。木星型惑星のリングが雪玉でできていて、その雪玉を投げて移動したり、ひし形のような虹が見えたり、とにかく目の前に見える…