茶道の話 石洲流 38 備忘録
こんばんは。吹雪です。
今日のお稽古ではすごい雷が鳴っていました。みなさんいかがお過ごしでしたか?
さて、簡単に備忘録を。
今回は棚を使わない平手前。
しかし、茶碗が筒茶碗でした。
茶巾を向こう側に仕込み、茶筅を穂先を下にして仕込みます。
このときにお点前である変更点は、茶碗を茶巾で清めるとき。
茶筅通しをした後、お湯を捨ててからが異なる。
巾の字を最初に書いて、輪っかを向こう側に出し、3回茶碗をまわしてふく。茶巾を縁にかけたまま正面を向かせ、右手で置く。茶巾を右手でとり、そのまま(右手の甲を上にしたまま)懸垂の上で左手を添えて絞る。
いつもと清める順番が違うのは、筒茶碗だと最後に底をふくと、手の甲などで茶碗の縁を汚してしまうから、とのこと。
筒茶碗は先生の持ち物で、作家さんは今野千春さんという方。
お菓子は鶴屋吉信の桜餅。
お軸は、「花開けば蝶自ずから来る」です。
今年もこのお軸を拝見できました。去年、いい軸だなあと思っていたことを思い出しました。
それではこの辺で。おやすみなさい吹雪でした。