茶道の話 石洲流 ⑤ 備忘録
こんばんは、雪吹です。
今日はひさしぶりのお茶の稽古でとっても楽しかったです。
前回は猛烈な風邪を引いてしまって休みました。しかもどうやら前回はみんな休んでKさん一人しか来ていなかったようです。みっちりしごかれたKさんは、今回はとってもいい動きをしていました。
僕も体に気をつけて、どんどん身につけたいと思います。
さて、今日のお菓子。
今日は白色と黄色の団子でした。月見団子と思われます。
お菓子屋さんは金沢とまで聞いたのですが、それ以上は僕の検索能力を駆使してもわかりませんでした。
残念。
気長に探してみます。
下は参考画像です。一番手前のような団子です。
団子を懐紙にとると、紙にぺったりくっついてとれません。みんなで大笑いしてたら、先生が、団子がくっつくというのは、それだけ新鮮だということです、紙ごと食べてくださいとおっしゃいました。楽しくいただきました。
さて、久しぶりということで、道具運びの復習が中心でした。
まずは茶室に入る前の準備をするところから。
茶巾をしぼる時に注意を受ける。茶巾をたらいに入れる時は、対格をあわせて折って水に入れること。しぼる時は、手前から奥にしぼること。
茶筅はたらいの水から取り出したら、一度軽く振って水を落とす。
茶巾の折り方などは練習していたので、それなりにうまくいった。
碗の中に茶巾を置く時に、碗にしっかりくっつけるようにすること。茶巾がずれないように。
茶室に入るとき、頭から入るようにし、ひざを極力曲げないようにする。
茶道具を持つ時は、重いものは軽く見えるように、軽いものはその逆であるように見えるよう、持ち方に気をつけること。
建水は客になるべく見えないようにすること。水を捨てたりするので。そのため、自分で思うよりも壁際におくこと。客から遠ざける意識で。
戸の開け閉めは、思っているよりも下を持っていたので、持つ位置に気をつけること。
今日は掛け軸がかかっていたが、お花はなかった。掛け軸がちょっと読めない。
今回は、先生のお手前の給仕をやりました。
亭主がお茶を出したら、同じタイミングで礼をして、お茶を受け取り、正客からお茶を出していく。
このとき立ち座りはいつもの通り。右手で受け、左手で取り立ち上がる。客の前で座り、二回まわして碗の景色を正面に向け、客に出し、一礼して立ち上がる。
茶室は狭くで客の前に行ってお茶を出して礼をしてというのはなかなか窮屈で大変でした。
それから、稽古を受けている人はほとんどが日本建築の建築士なのですが、その中で磯崎新さんのお弟子さんがいて、マジっすか!?とテンションがあがっていろいろ聞きました。建築のことについてはそれほど関心がないと思っていたのですが、聞いてみると面白いですね。見識が広がるのは本当にありがたいことです。磯崎新さんに何か書いてもらえないかしら……。
そういえば、金曜のことですが、財布を忘れたのに電車に乗ってえらい目に遭いました。
つんでいる状態に限りなくテンションがあがり、交番にイヤーマイッタっす!みたいな感じでいったらとても迷惑そうでした。交番が交通費を貸してくれるというのはあれは本当だったんですね。
読んでくださってありがとうございます。
おやすみなさい。吹雪でした。
みなさま、良い祝日をお過ごしくださいね。