初音ミク 名曲10選 ② (残りの5つ)
こんばんは。吹雪です。
皆様お盆休みはいかがお過ごしですか。僕は実家に帰らず中古住宅巡りをしておりますよ。
ところで、大阪で開催されるマジカルミライのチケット、なんと前から二列目でした。しかもどうやら真ん中のようです。もう号泣しっぱなしです。
さて、そんな胸が熱くなるイベントもあって、初音ミクさんの名曲をライブからご紹介したいと思います。
① doriko 「キャットフード」
[VNS] 03. Cat Food - Magical Mirai 2013 (Vietsub + ...
まずは、猫のようなわがままさがかわいらしい曲を。
去年のマジカルミライでは、最前列の真ん中のチケットだったので、ちょうどこの動画のはじめのアングルのような距離感でした。ミクさんの存在感はとても凄かったです。
キレキレ・キメキメのダンスに加え、耳の部分がぽよぽよ揺れたりと、作り手の愛が限界まで届いた結果、神秘的なオーラすら感じました。今年もこのピエレッタのミクさんに会えるのだと思うと嬉しくて泣けてきます。
我らが人類のダンスももちろん素晴らしいのですが、ミクさんのダンスもなかなかどうして。単なる映像じゃんと割り切れない何かがあると思うのですがいかがでしょうか。
② keeno 「glow」
Glow feat. Hatsune miku - Magical mirai 2013 - YouTube
この曲もマジカルミライから。keenoさんはダークマスターの称号を持つ作曲家です。
初音ミクには声質のバリエーションがあり、ソフトやライト、ソリッドなどあるのですが、その中でも特に深みとブレスが魅力的なダークがあります。
keenoさんはそのほとんどがダークを使用して曲を発表しています。会社員をしながら作曲されているそうで、どれもダークマスターの称号にふさわしく素敵な曲ばかりです。
この映像からではなかなか伝わりづらいと思うのですが、ライブではキラキラした目や表情が素晴らしすぎてミクさんに感情さえ感じました。それだけでなく、バスドラ一発の響きにさえ意味と音が一緒にまざり、えも言われぬ感情表現として身体に響き、ダイレクトに琴線を揺さぶりました。とても不思議かつ貴重な体験でした。
③ kz 「tell your world」
[初音ミク] Tell Your World LIVE - YouTube
ライブの動画は台湾で行われたミクパから。マジカルミライとのモジュールの違いなども楽しんでいただけたらと思います。初音ミクを愛する人たちの情熱が、少しずつ進化や洗練を生んでいったのだと改めて感じざるを得ません。
この曲はGoogleに依頼されて作られたCM曲です。そのCMがこちら。ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
Google Chrome : Hatsune Miku (初音ミク) - YouTube
Googleは世界各国で、インターネットを使って大きく社会に貢献したり、働きかけた人を取り上げてCMを作っています。
例えばアメリカではレディー・ガガで、動画での呼びかけが評価されました。下はそのCMです。
Google Chrome: Lady Gaga - YouTube
どの国のCMもエネルギーがあってかっこいいです。
ところで、CMの最後に必ず登場人物のクレジットがついています。例えばレディー・ガガのクレジットはMother Monsterとなっているのに対し、初音ミクは、Virtual singer となったあと、Everyone creatorとなっています。
個人でなく、全員が主役になっているCMはこの初音ミクだけです。僕はこのようなインターネットの現象が起きていることに感動を押さえることが出来ません。
④ emon 「shake it !」
[Vnsharing Hatsune Miku - Magical Mirai 2013] 12 ...
これもマジカルミライから。鏡音リンとレンも登場してライブ映えする楽しい曲ですね。こういう曲もあるぞ、ということで。
⑤ Ryo 「odds & ends」
【HATSUNE MIKU】 ODDS&ENDS ryosupercell - YouTube
最後は、マジカルミライのアンコール前の曲から(つまり最後の曲から)。この曲をライブで聴いた時は涙が出ましたよ……。迫力は映像ではとても伝わりません。
今年も「きっと君の力になれる」と全身で叫んでくれるミクさんに会えるのだと思うと、厳かで神聖な気持ちにさえなります。
いかがでしたか。楽しんでいただけたら幸いです。
それではマジカルミライ2014でお会いしましょう。今年もきっと、ライブが終われば観客が観客へありがとうとお礼を言い合い、拍手を送り合う素晴らしいライブになるのでしょう。
初音ミクの文化は単なるキャラクター消費ではなく、自由と平等を切り開いてきたテクノロジーの進化の中でも、現在最も大きな人類の可能性であり、優しさなのだということを信じています。