くもり空の形而上学

ジャパンカルチャーや茶道のこと、編集者の日常ことなど雑多に書きます

茶道の話 石洲流 64 備忘録 【盆点前】

こんばんは。吹雪です。

そろそろ毎回違う点前をやるようになってきて、覚えるのが大変になってきました。次回は桑小卓ということなので、予習しておかなければ。

 

今回は盆点前をやりました。夏向きの簡略化した点前ということですが、なかなか面白かったです。

 

【仕込み】

お盆の上に、茶碗(茶巾、茶筅(前に向ける)、茶杓を仕込む)と棗を乗せ、袱紗をかけて、鉄瓶の前に置く。

今回は襖を開けたまま、礼をして建水を持って入室。襖を閉めずに、まっすぐ進んで座る。

建水を置き、袱紗をそっと持ち上げて腰につけ、建水を少し前に出して挨拶する。

袱紗を持ち上げるときに、手の指は三本で持ち上げ、茶杓茶筅が動かないように気をつける。難しいので、指を広げて袱紗を少し持ち上げてからすっと取ること。

 

【点前】

茶碗は仮置き。壁付きに置く。壁付きには遠慮せず思い切り近づけておいて良い。

棗を清め、鉄瓶の横に(普段は水差しがあるところに)置く。

お盆を清めて、茶碗を置く。茶杓を清め、棗の上に。茶筅を取り、棗の横に。

茶巾を右手で取り、膝のあたりに手を置いて、左手で鉄瓶を持ち、茶碗に近づける。

茶碗にお湯を注ぐ時は、注ぎやすいように、右手の茶巾を鉄瓶の底の方に当てること。

お盆を清める時は、小指を少し外側に向けて、両手で持って少し手前に引く。清め方は、五角形を描くようにするが、四筆でやるため、最後は閉じない。

 

茶筅通しをしてすすぎ、茶巾で清める。畳んだ茶巾は鉄瓶の蓋の上に。この時も親指は向こう側になるので気をつけること。それから抹茶を入れる。

抹茶を入れるときに、棗の蓋はお盆の外、4時くらいのところに置くこと。

お茶を点てて出来具合を確認し、お出しする。

 

【終い】

終い茶碗が来たら挨拶して終い点前をする。

お湯で洗い、手で雫を切るのは平点前と同じ。

茶筅洗いも鉄瓶のお湯でやる。

茶巾を巾の字を書いて拭いたら茶碗の向こう側において、茶筅を前に向けて置く。茶杓を清めて置く。

茶碗を仮置きに。

お盆を清める。

お盆は両手で持って膝におき、右手で清める。お盆を膝前に起き、棗を清めて、右手でお盆の上に置く。茶碗を右手から左手に持ち替えて置く。

袱紗をかける。

これが少し難しいので注意。

袱紗を右手で取り、先端を少し摘んで、左手でもつまむようにする。

目の前で四角形の袱紗が広がっているような状態から、

左手と右手でつまんでいる頂点を合わせる。(当然、この時も手は三本指で)

右手を滑らせて、右側の頂点をつまむ。

この時、3つの頂点が重なっていることになる。

それから、左手を右手から離して一番左の頂点を離す。

右手は、手のひらで一番右の頂点、指先で真ん中の頂点をつかんでいることになる。

 

こういう持ち方をすると、四角形が45度ずれて、広げるとダイヤ型のようになる。

下側の頂点をお盆の淵に合わせるようにし、右手の手のひらの頂点を離し、左手を離し、右手の指を離して、茶碗に袱紗をかける。

これを自然にやるのは難しいので練習して置くこと。

建水を持って退出する。

礼をして終わり。

 

お菓子は大和屋さんの鬼灯の生菓子でとても美味しかったです。

お軸は、「瀧」でした。