くもり空の形而上学

ジャパンカルチャーや茶道のこと、編集者の日常ことなど雑多に書きます

茶道の話 石洲流 48&49 備忘録 

こんばんは。

今月に入り、炉の点前となりました。予習していたものの、緊張いたします。また、前回はそれなりにできたものの、今回茶筅を洗うのを飛ばしてしまいました。これからも緊張感を持って臨みたいと思います。

 

ご指導いただいたポイント。

前回は炉縁を拭くときに、二つ折りにしていた。正しくは三つ折り。

今回は座っているときに移動する際、膝から動くようにとのこと。

自分で気づいたことだが、勝手口から入るときに窮屈な思いをしていたが、手を少し狭めて、小股で歩けば良いことに気づいた。また、先生のお点前は流れるような自然な動きだったので、もう一度自分の動きをよく考えること。

 

お菓子は今回は紅屋さんのゆずの饅頭がありました。

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これが大変美味しかった。

中がゆず風味の白餡で、ひやっとした冷たさがありました。これはお菓子が冷えていたからとかではなく、砂糖と冷涼感とゆずの清涼感が合わさってできたものだと思います。この冷たさが、冷たい冬の外気にさらされているゆずを想像させ、なんとも食べ応えのあるものになりました。寒い外気に耐えたゆずを、お風呂に浮かべる贅沢もすぐに連想され、季節をよく感じました。

 

お茶碗は、前回は今千春さんの新作、今回は瑞峰さんの萩焼でした。

萩焼、前から欲しいと思っているのですが、いいものとそうでないものの差があり、いいものになかなか出会えないため、いい萩焼を見ると羨ましくなります。

今回は、土の複雑な組成や釉薬のかかり具合、土の厚み(微妙に薄い)、思い切りを感じる大きさ、肌あい、竹節高台、梅花皮(カイラギ)など、どれも良かったです。

茶碗の特徴の中で、先生が井戸茶碗の特徴を教えてくださいました。他のサイトも参考にまとめてみます。

1.枇杷色の釉が高台まで全体にかかり土見ずになっている。

2.茶だまりに、器を重ねて焼いた跡である目跡がある。 

3.胴部に、井戸四段・五段などと呼ばれる轆轤目がある。

4.高台脇の釉薬が粒状に縮れて固まった梅花皮(カイラギ)がある。

5.高台内側の削り痕の中央部が突起をなしている兜巾がある。

6.高台の脇を箆などで削り取る脇取によって高台が竹の節に似ている竹節高台となっている。

井戸茶碗、無名だけれども味のあるもので、安いものがあれば、と思うのですが、そうもいかないんでしょうね。

 

お軸は前回は「万里一条の鉄」です。

今回は、「閑座聴松風」です。

前回は先生のお軸。今回は、多分裏千家さんが掛けていたお軸です。

万里一条の鉄は石州流らしいですね。

 

それではおやすみなさい。吹雪でした。