くもり空の形而上学

ジャパンカルチャーや茶道、日常のことなど雑多に書きます

茶道の話 石洲流 35 & 36 & 37 備忘録 

こんばんは吹雪です。茶道の皆様ずいぶんご無沙汰しておりました。最近仕事が忙しくなっていることと、いろいろ勉強することが増えておりまして。でもお茶の勉強は時間を見つけて行っております。

1月はお稽古がお休みだったので、初釜はありませんでした。とても残念です。

 

ここのところ、丸卓を使ったお稽古をしています。簡単に復習を。

夏目は丸卓に飾り付けておく。

茶碗だけ持って入る。左手で茶碗を仮置き。夏目を置き合わせの位置に右手でおく。茶碗を置き直す。

あとは建水を持って入り、通常の平手前の通り。

終い手前のときは、拝見の挨拶をしたあと、夏目と茶杓を拝見に出してから、丸卓に柄杓と蓋置を飾り付ける。

 

35回目のお稽古。

バレンタインのお菓子でした。どこのものかは聞いていません。ホワイトチョコが使われた和菓子で、とても美味しかったです。

お軸はありませんでした。

 

37回目のお稽古です。

菱餅のお菓子でした。しかしこれはフェイクで、餡でできたものです。大和屋さんでした。

掛け軸は、「青松寿色多」です。

青々とした松はそれだけでおめでたい色をしている、というような意味らしいです。

 

38回目のお稽古です。

大和屋さんのつくし野でした。

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とてもケシの実の食感もつぶつぶとして楽しく、餡の密度も高くてとっても美味しかったです。大和屋さんのお菓子はやはりおいしいですね。

お軸は「本来無一物」でした。仕事が忙しかったりストレスがたまると、こういった禅語をありがたく感じますね。静かで超越した心境になりたいものです。お茶をやっているときは少なくとも超越した心境になれるので、毎日お稽古したいですね。というか、炉を切って家でお茶をたてられるようになりたいです。

 

お湯を茶碗に入れるときは気持ち横へ迂回して入れるようにとご指導いただく。

雨が降っていて、一定のリズムが気持ち良く、それを聴きながら手前をする。季節で雨音が違うというけれど、そういったことを感じられるようになればと思う。

他に、畳を復権させようなどの話で盛り上がる。

 

今日は簡単にここまで。お休みなさい。吹雪でした。