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くもり空の形而上学

ジャパンカルチャーや茶道のこと、編集者の日常ことなど雑多に書きます

茶道の話 石洲流 21& 22 備忘録(運び出しから最後まで)

茶道

こんばんは。吹雪です。

ここのところ忙しくて備忘録を書くまでの体力が少なくなっております。

 

さて、最初から最後までお稽古でやるようになりましたのでまとめてみます。

 

・基本

茶碗や道具などを取るときなど、両手を同時に動かさない。

座るときは、右足、左足を引いてから座る。

手はそろえて腿に置く。

お湯を汲むときは下から持つ、水は上から持つ。

道具の間に手を入れない

 

 

・運び出し

扇子を取り出し一礼し、棗と茶碗を持って茶室に入る。

棗は右手、茶碗は左手に。棗と茶碗を持つときは、滑らせるようにして自分の前にもってきてから、少し持ち直しをして立ち上がる。この持ち直しのときに畳につけなくてもよい。茶室に踏み込むときは、体から入るように。

手前だだみの真ん中から入る。右足で踏み込み、足を揃えてから、右に1歩移動する。そこでも足を揃える。左足から各足3歩分ほど進み、右足・左足を引いて座り、棗と茶碗を置く。立ち上がり、建水を持ってくる。茶室に踏み込み、戸を閉める。戸を閉めるときは右回りで座ってから。右回りで向きを変えた後、右足と左足を引くことを忘れずに。

釜の前まで進み、座ってから建水を置く。建水は壁付きに。

手前座に向き、カンをおろす。そのとき二つ折りにして、右からおろすこと。

正面に向き、柄杓を左手に持ち、右手に引き切りを持つ。ももの位置で固定すること。

あらためて手前座に向き、引き切りを置き、柄杓を置いて建水を水の捨てやすい場所に移動する。少し釜側に移動させること。

ここでご一服差し上げますと礼をする。このときに、どうぞお菓子をお取りくださいという。

 

・道具を清めてお茶を点てる準備をする

茶碗を仮置きする。道具の間に手を入れないようにするため、風炉のときは左手でとり、右手で受け、蓋置の近く、茶杓の櫂先が敷板に接するように置くこと。思ったよりも奥に置かないといけない。

棗を清める。右手で棗を持ち、膝前に置いて袱紗を二つ折りにする。茶碗のあった位置(左側)におく。

たたみ直しをして、左手に持ち、右手で茶碗を膝前に置く。茶杓を清め、棗の上に置く。節が中心に来るように。茶杓や柄杓は節より先をもたないこと。また、茶杓を清めるときは、節のあたりから袱紗ではさみ、すっと抜くようにして清める。2回。このとき、あまりかろやかなうごきにならないこと。へそのあたりで櫂先を下に少し向けて清める。そのあと、切止めをぐっと一回押し、節のあたりをもって2回引いて、棗に乗せる。持つときはつまむようにしないこと。ドラムスティックを持つように。

 

茶杓を清めたあとは、茶筅を棗のあった位置、水差しの右側に置く。結び目をこちら側に向けること。

このときまで、袱紗を左手で握っている。

柄杓を右手でとり左手で受け、左手の袱紗を右手で引っ張り出し、右手のみでももの上で二つ折りにする。

釜の蓋を閉めて二の字を書くように清める。しっかりとほこりをはらう。客側にほこりを飛ばさないように、壁に向かってはらうこと。その後、蓋を手前に一度引いてから蓋置きに置く。

袱紗を腰につけて、茶巾を蓋の上に置く。人差し指が上になるように親指と人差し指でつまみ、蓋に置くときは親指を向こう側にしておく。

 

・お茶をたてる

柄杓をかまえ、右手でもち、左手を少し引いてから下からもってお湯をくむ。

お湯は全部茶碗に入れること。このとき左手は添えない。柄杓を釜に置く。合が上を向くように置くこと。置き方は親指をくぐらせるように抜いて、すっと滑らせながら全体を下げるようにするイメージ。

次に茶筅通しをする。3回。茶筅をぐっと押し、回しながら柄杓の高さぐらいまで上げる。このとき、穂先をしっかりみること。持ち上げるのも回すのも速すぎないように。いの字を書いて真ん中からすっと茶筅をとり、元の場所に置く。

次に茶碗をあたためる。右手で茶碗をもち、左手で受けて三回半まわす。お湯を建水にすてる。茶巾を右手にとり、ももの付け根に右手を置いて、左手でお湯を捨てたあと、おもむろに右手の茶巾で茶碗をぬぐう。時計回りに一回。

その後、茶碗に茶巾を入れながら正面に茶碗をかまえ、輪っかを外にして茶巾を出し、茶碗を3回半ぬぐう。巾の字を書いて最後の1を書いて引く仕草で茶巾をもちあげ、ぽとっと落とす。橋を右手でつまみ、左手を添えてするすると引っ張る。茶巾を折りたたむ。手先の方に1回、肘側に1回。そのまま持ち直し、建水の上でしぼる。雑巾の絞り方と逆になるので気をつけること。

 

茶巾をたたみなおし、蓋に置く。

お茶を茶碗に入れる。右手で茶杓をとり、左手で棗をもつ。このとき、動かさない手はもものつけねに置いておくこと。ばらばらと動かない。

棗の蓋を開けてお茶を取る。茶杓を小指と薬指で持ち、おやゆび、人差し指、中指で蓋を持つ。ヘソの中心で蓋を取って、ふたと棗を分離する仕草で、茶碗の2時のところにふたを置く。このとき、棗は茶碗のすぐ近くにあること。高さも茶碗の高さと棗の高さがそろうぐらい。そして、ふたをおいた姿勢のまま、棗を動かさずに、お茶を取る。4分の1に分けた手前側から2回とる。

2回目に塊を潰す。お茶を取る動作のときに、茶杓を振ったりしないこと。

持ち直しをして、茶杓の櫂先のあたりを、茶碗のふちにコンとあてる。ふたを閉めて、棗、茶杓の順に元の場所に戻す。

お湯を汲んで茶碗に入れる。したから柄杓を持つこと。左手を添え、柄杓の半分ほどのお湯を入れる。茶筅を取り、いの字を書いてへりについたお茶のこなを落としてから茶杓をふってお茶を点てる。いの字を書いて茶筅を取り出し、元の場所に置く。

右手でとり、左手で受け、出来具合を確認する。体の正面を外して、少し手前側に傾けること。

左手で茶碗をもち、右手を支点にしながら体を移動する。お茶を出す際に、正面を客の方に向けること。お茶を置く場所は、対角線の交点に置くように。

結構なお手前ですと挨拶をもらったら、一度正面に向く(正面?水差しの前?確認する)。水差しの蓋を取る。右手で持ち、左手で受け、懸垂の上で水を切る。水を切るときは、時計回りに右手ですっとなでること。右手で持ち直し、蓋を水差しの横に置く。

柄杓を上からとり、水を汲む。

 

・終い手前

このころには茶碗が戻ってきているので、茶碗をもち、手前座に向く。右手で茶碗を置き、終いにいたしますと挨拶する。

お湯を汲み、全て入れる。三回半回して懸垂に捨てる。このとき茶巾で水を切らない。手で水を切り、水気を取るために手を揉むようにする。右手、左手の順に手を揉む。

次に水差しから水を汲み、茶筅をあらう。4〜5回ふったあと、茶筅通しのように茶筅を押して回しながら持ち上げる。それを3セットやる。

茶筅を元の場所に置き、水を捨てる。茶巾をとって、茶碗の中を巾の字を書いてふき、最後の棒を書いたところで止める。茶筅を茶巾の上に置き、袱紗を三つ折りにして茶杓を清めて茶碗の上に置く。袱紗をパンと懸垂の上ではらう。畳み直しをして、右手で茶碗を仮置きにする。

棗を左手でとり、右手で清め、そのまま右手のみでたたんで袱紗を腰につける。

棗を右側に置く。

茶碗を右手でとり、左手で受けて棗の隣に置く。

柄杓を右手でとり、水を汲んでかまにいれ、湯返しをする。湯返しの後、柄杓を釜の手前の淵にかけながら持ち直し、回転させながら左手で受ける。
かまの蓋を手で持って、切りかけの位置で蓋を閉める。
蓋置きに柄杓を置く。
 
水差しの前に移動し、右手で蓋を取って左手でうけ、右手でつまみを持って蓋を閉める。最初に取るときにつまみをもたないこと。
正面を向いて拝見の挨拶をする。
柄杓を持ち、蓋置きを持って手前座に向く。そのあと、蓋置きを建水の二時の場所に起き、柄杓を建水の上において、すこし下げる。
水差しの前に行き、 棗を手前に、茶碗を奥にして垂直にならべる。
右手で棗を持ち左手で受けて、拝見に出す。棗を正面にむけて出すようにする。次に茶杓を拝見に出す。右手で持ち、左手で受けて、拝見に出す時に、右手で手をひねるようにして持つ。くるっと回して畳に置く。左に棗、右に茶杓茶杓は、持ち手が相手のほうにあるように。
 建水を持って部屋を出る。
部屋に入ったら茶碗のほうに向き、右手で茶碗を持って、左手で受け、右手を添えたまま部屋を出る。
そのあと、部屋に入ってきたら一度戸を閉める。釜に向いて座り、かまを清める。
 
釜の清め方は、袱紗を二つ折りにして側面をふく。右の手前からふいてカン付きをおろし、右の奥をふく。奥から手前に袱紗で釜の下を拭く。もう一度、釜の下を位置往復する。左手に持ち替え、同様にする。
左手の袱紗を右手で半分にしてもつ。棗を清める時のようにもつこと。かまの正面をいの字を書いて清め、左手で灰を中に払って、袱紗をたたむ。この時、左手だけ動かすようにすること。
拝見に出した棗と茶杓を持って部屋を出る。右手で棗を取り、左手で受け、右手で棗を持って左手で受ける。そのあと右手で茶杓をささえたまま一礼する。
立ち上がって、戸を開けるために座る。茶杓を手前に、棗を奥に置く。戸を開けて、棗、茶杓の順に持って、部屋を出る。
扇子を出して一礼する。そのために、棗と茶杓を同様に置く。 

 

21回目のお軸は河童の絵です。お花はなし。

22回目のお軸も河童で、お花は紫陽花でした。

紫陽花の花は一輪だけだと随分雰囲気が変わります。梅雨のような雨が似合うイメージはなく、可憐で静謐な印象です。

 

※7月13日にすこし修正しました。