くもり空の形而上学

ジャパンカルチャーや茶道、日常のことなど雑多に書きます

茶道の話 石洲流 ④  備忘録

こんばんは。吹雪です。

さて、例によって今日も備忘録を。

 

お菓子は今日は干菓子でした。

長岡の大和屋さん。

先生は教えてくれませんでしたが、お菓子の箱をこっそり(必死で)チェックしました。

写真のアップロードの調子が悪くて、なぜだか選んだ画像を貼付けることができません。トンボの絵が楽しい、薄いぱりっとしたお菓子(なかは味噌餡)と、桔梗の砂糖のお菓子でした。どれも甘すぎず、上品な味でした。

左端の桔梗のお菓子です。もうひとつがうまく掲載できません。

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今日は、お茶を立てる前の、道具を運んだりする身のこなしを学びました。

 

茶室に入る前に準備するところから。

茶布巾のしぼり方は両手の指先三本くらいでしぼる。手の甲をうえにしたまま、左手を固定し、右手で手前から奥にひねる。猫の手をするときににゃーんとまげるような動き。ぞうきんのしぼり方と反対にする。(※修正しました)

茶筅は振って水を払わないように。

 

茶巾は輪っかを外側にしてその上に茶筅をのせる。茶筅の結び目は上になるように。そして茶筅は上に立たないように気をつける。

茶杓茶筅の右に。半分くらいの幅の場所に、節のところが真ん中になるように。

 

このとき、茶筅は節より手元をつまむようにする。手が碗の中に入らないように。

建水の中にふた置き(引き切り)を置く。引ききりの節のところが上側になるように。その上に柄杓を置く。柄杓の合の部分は下向き。

 

なつめは横からもつようにする。なつめや碗は片手で持つように。建水の持ち方は、左手で内側から持つようにする。これらの道具は閉めた戸の前で並べる。

戸を開ける。左手で開け、右手で下をつかみ、すっとあけ、開け切らずに少し残す。

扇子を左手で出し、胸の前で構えて、右手で持ち替えて置き、礼をする。右手でとり、左の腹に刺して、水指を持つ。

このとき水指は自分の膝の前にすっと持ってきてから持ち直し、立ち上がり部屋に入る。

水指を運ぶ際は、ほとんど持ち上げずに、小指をたたみにこするように、小指をガイドにして運ぶ。そして持ち上げたら小指が水指の下に添えられるようにする。

部屋の入り方、座り方は前回と同じ。

 

水指を置く場所は、風炉の取っ手の延長線上になるように。

水指をおくために座る。座ってから一度自分の前に置き、それからすっと押すようにして指定位置に置く。

立ち上がり、部屋を出る。

なつめ、茶筅などを持って入る。右手になつめ、左手に茶筅を入れた碗。

なつめや茶筅は、水指を中心に対照的に置く。このとき、水指のようには置かず、いちどで指定位置に置くようにする。なつめと茶筅を入れたお椀の距離は畳の目4つ分。

茶筅を入れたお椀にのせた茶杓の先端が、水指の接線の延長上にあるようにする。

 

その後建水を運ぶ。建水を運ぶのは難しい。

左手をまっすぐにのばし体の側面につけ、内側から親指を上にして持つようにする。このとき、建水が必ず水平になるように気をつける。

 

建水を持って部屋に入ったら戸を閉める。戸を閉める際も時計回りに回るように。ずいぶんたくさん回っているなと感じる。

建水を置く時は、なつめを置く時のようには右側に動かずに、風炉の前に行く。思ったよりも前に出ないといい感じの場所にはすわれない。

風炉きりのぎりぎりに置くようにする。

座ったら少し左による。手をついて体を動かすようにする。

ふくさを二つ折りにして風炉のとってをおろす。この時、二つ折りした後のふくさの取り方はまずは右手を上からとり、次は左手を下から取る。どちらも親指が上。とっての金具をおろす時は、親指とふくさでつまんでおろす。

ふくさは左手で受けて畳み直し、右の腰につける。

柄杓は左手に取り、そのまま右手を柄杓の外側から動かしてふた置きを取る。

引ききりを置く場所は、風炉が置いてある土台?の端から、畳の目四つぶんの距離で正方形を描いた時の中心に置くようにする。

ふた置きを置いた後、柄杓をへそのところで構え、右手でもって置き、一礼してお茶を立てる。切り止めは左足の外側に。

 

今日もたくさん学びました。今日は手順もそうですが、全体的な身のこなしの方がよりポイントとなっていたような気がします。

割稽古が終わり、部分稽古が始めっていますと先生がおっしゃっていました。

高度なものが求められると同時に、一続きの動作をやっていると復習もやりがいがあるように感じます。

 

おやすみなさい、吹雪でした。

 

 

 

ところで最近ビョークを聴き直しています。

やっぱりいい曲がたくさんありますね。


Bjork - Aurora - YouTube

 

Threading the glacier head 

Looking hard for moments of shine 

From twilight to twilight

 

Utter mundane

 

Aurora

 

Goddess sparkle 

Shoot me beyond this suffer

The need is great

 

Aurora